yoko nagai(ヨーコ・ナガイ)
シンガーソングライター
1980年 栃木県宇都宮市生まれ。音楽好きの両親の勧めで2歳よりピアノを習い始める。バッハやベートーヴェン等のクラシックの偉大な作曲家の楽曲に触れ、毎年コンクールに向け練習に明け暮れていた7歳のとき、マイケルジャクソンの音楽で全身が奮い立つ経験をし、歌の持つパワーに目覚め作詞作曲を始める。その後、アレサ・フランクリンやアース・ウィンド・アンド・ファイヤー、クール・アンド・ザ・ギャング等のソウルやファンク音楽に傾倒する。
高校時代はバンドを組み、ピアノをベースとしたオリジナル曲や洋楽のカバーを中心に活動。ビリー・ジョエルやスティング、キャロル・キング等ソングライターの作品を聴くようになる。英語が持つ、ストレートでシンプルな表現と語感に憧れ、この頃から英詞の曲も書き始める。
1999年 大学入学を機に京都へ。「気の合うバンドメンバーが見つかるまで」と始めたピアノ弾き語りだったが、自分の声と奏法、楽曲の魅力を引き出すのに、最も適した表現だと思うようになり、スタイルが定着する。全曲英詞の”I’ll go straight”をピアノ弾き語りで歌い、京都テレビ主催「第三回アバンティアコースティックライブコンテスト」でグランプリ受賞。
2000年 カナダに留学。ヴァンクーヴァー市内にあるバーやカフェ、イベント等で演奏の機会を得る。 その活動が日系テレビICASの目に留まり、特別番組が製作・放映される。9ヶ月という短い間だったが、北米の都市全体に根付くアーティスティックな風土、多文化に富んだ生活の中での人との出会い、多様な音楽の発見が後の方向性に大きな影響を与えることとなる。
帰国後も関西を拠点にライヴ活動を続け、2002年 マキシシングル”One more day, and I'll be free”、2003年 ミニアルバム”Traveler”を自主制作にて発表。
2007年 以前から興味を持っていたUKソウル、ニュージャズ、ローファイ、エレクトロニカを研究すべく渡英、ブライトン・インスティテュート・オブ・モダン・ミュージックに入学。ジェズ・アシャースト(ファラー、木村カエラ、YUKI)、スティーヴ・ヒリヤー(ダブスター、キーン)、イアン・アーチャー(元スノー パトロール)よりソングライティングを学ぶ。ライヴ活動はもとより、シンガーへの楽曲提供、ピアニストとしても数々のセッションを重ねる。
その後、日本とイギリスを行き来しながらデビューアルバム”girl”を制作。レコーディングエンジニアにコリン・ウォーカー(カーリーン・アンダーソン)、マスタリングエンジニアにジョージ・ランバート(アンダーワールド、トニー・ブラクストン、インコグニート)を迎える。2010年6月リリース。
2010年8月、”girl”を引っ提げデビューツアー”girl under the sun”(東京、京都、大阪、宇都宮)。11月、北関東最大のジャズフェスティバルMIYA JAZZ INN 2010では、地元で活躍するジャズミュージシャンと一夜限りのスペシャルバンドを結成し招聘出演。翌年MIYA JAZZ INN 2011では、宇都宮出身の女性シンガーソングライター(神山みさ、ツダユキコ、 yoko nagai)がリレー形式で共演するステージ”NATURAL WOMAN”を企画、出演。
2011年9月より、yoko nagai presents「時をつないで」をスタート。全国各地、音楽を通して知り合った仲間を宇都宮に招き共演をするコンサートで、vol.1では大阪よりシンガーソングライターmiho、vol.2では新潟よりジャズボッサシンガー田村トリサ、vol.3では東京よりマルチアーティスト/シンガー、ツダユキコを迎え、毎回趣向の違った演出で好評を得ている。
2012年、シングル「手の中に」が、宇都宮から発信するインターネット番組「ミヤラジ」の8月オープニング曲となる。
2014年、シングル「手の中に」「夢色タイムカプセル」「いちばん美しいもの」3タイトルをリリース。全曲セルフプロデュース、ジャケットのアートワークも手がける。
2015年、コンテンポラリーダンサー カスヤマリコのソロ作品「森にうごめく」へ楽曲を書き下ろし。栃木県那須塩原市にあるMODO工房での屋外パフォーマンスにて発表。音楽がつなぐアートコラボレーション、初のインストゥルメンタル作品への挑戦が、新たな世界への幕開けとなった。
2016年11月、2nd アルバム「Midnight Kingdom」リリース。イギリス・ブライトンのミュージシャンとセッションを重ね、レコーディング。エンジニアにダン・リーヴァーズ(ザ・コメット・イズ・カミング)を迎える。
yoko nagai
photo by Joseph Shepherd
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